ミドルクラスのオーディオインターフェースおすすめ9選【個人所有の限界】

機材紹介
  1. ミドルクラスのオーディオインターフェースおすすめ9選【個人所有の限界】
  2. ミドルクラスの定義
  3. ミドルクラスのメリット
    1. 入門機種より音が良い
    2. コンパクトな物もある
  4. ミドルクラスのデメリット
    1. 非ラックなのに大きい
    2. 付属ソフトが豪華ではない
  5. 5万円〜10万円
    1. Audient / iD44 / 価格:75000円
      1. マイクプリがコンソールそのもの
      2. インサート端子搭載
      3. USB TypeAとTypeC対応
      4. ナチュラルなサウンド
      5. モニターコントローラーとしても使える
      6. シンプルな操作性
      7. 総評
    2. RME / Babyface Pro FS / 価格:95454円
      1. SteadyClock FS搭載
      2. ヘッドホンアウトにミニジャック搭載
      3. ミキシング向きの出音
      4. ドライバーの安定感がすごい
      5. 宇多田ヒカルも使用
      6. 総評
    3. Focusrite / Clarett 2Pre / 価格:51637円
      1. USB TypeAとTypeC両対応
      2. ISAサウンド
      3. 付属ソフトが豪華
      4. 総評
  6. 10万円〜20万円
    1. ANTELOPE AUDIO / Discrete 4 Synergy Core / 価格:123000円
      1. とにかく音が良い
      2. Discreteマイクプリ搭載
      3. USBとTB両対応
      4. DSPプラグイン
      5. 総評
    2. UNIVERSAL AUDIO / APOLLO TWIN X DUO / 価格:110400円
      1. 作編曲家向け
      2. UADプラグインが使える
      3. Unisonマイクプリ
      4. 総評
    3. Arturia / AUDIOFUSE STUDIO / 価格:100800円
      1. Discreteマイクプリ搭載
      2. Bluetooth搭載
      3. 操作が簡単
      4. トークバックボタン搭載
      5. モニターコントローラー搭載
      6. 総評
  7. 20万円〜30万円
    1. RME / Fireface UFX Ⅱ / 価格:260000円
      1. RMEのフラッグシップモデル
      2. ミキシング向きのサウンド
      3. Total Mixが凄い
      4. 総評
    2. Apogee / Ensemble / 価格:262130円
      1. Mac専用
      2. 洗礼されたアメリカンサウンド
      3. トークバック機能
      4. Thunderbolt対応
      5. 総評
    3. PRISM SOUND / Lyra1 / 価格:204000円
      1. 圧倒的音質
      2. 独自クロック
      3. 総評
  8. 総評

ミドルクラスのオーディオインターフェースおすすめ9選【個人所有の限界】

 

多くの人が最初に買うのはエントリークラスのオーディオインターフェースだと思いますが、使っていくうちにステップアップを考えるのは普通のことでしょう。

今回はステップアップにおすすめのミドルクラスのオーディオインターフェースを紹介します。

この記事は機材のステップアップをしたい人や上位機種について知りたい人におすすめです。

 

ミドルクラスの定義

 

今回紹介するミドルクラスのオーディオインターフェースは5万円〜30万円の幅となっています。

ハイエンドはスタジオや事業者が導入する業務用とすることが多く、個人所有の限界としてよく持っている人が多いのが私の主観で30万円ほどまでの機種が多いからです。

30万円を超えてくると本体だけでは普通のオーディオインターフェースとして使えず、拡張前提のものが多くなってくるので、私の主観であってもあながち間違いではないのかなと思っています。

 

ミドルクラスのメリット

入門機種より音が良い

 

値段が上がるので当然なのですが入門機種と比べて入力も出力も格段に音が良くなります。

今回紹介する価格の幅も広いのでその中でもかなり差が出てきますが、入門機種からステップアップすればどれを購入しても違いを感じることができるでしょう。

 

コンパクトな物もある

 

10万円以内くらいだと入門機種の延長で比較的コンパクトな機種が多いです。

入門機種の中身のグレードを上げた、もしくは上位のラックタイプをコンパクトを卓上サイズにしたような機種があります。

ただそういったものはマイクプリの数やチャンネル数が絞られている点に注意が必要です。

 

ミドルクラスのデメリット

非ラックなのに大きい

 

ラックタイプであればケースに入れて持ち運ぶというのもありますが、ラックタイプではないのに大きなサイズの機種が度々あります。

卓上タイプに入るとは思うのですがそれにしたって場所取るなというくらいの大きさはあります。

 

付属ソフトが豪華ではない

 

10万円以下くらいの機種であれば下位機種の延長で付属ソフトが豪華な場合も多々あるのですが、それを超えてくると初心者が買うことを想定していないので付属ソフトがないことが多いです。

それでも今回紹介するものは比較的内容が良いものが偶然揃っていますが、この辺りの価格帯はUSBケーブルすら持っているのが前提で付いていない時もあったりするので注意が必要です。

 

5万円〜10万円

 

今回そういったものは省いていますが、この価格帯は入門機種にマイクプリ数・チャンネル数が増えたものが多いので注意が必要です。

 

Audient / iD44 / 価格:75000円

AUDIENT ( オーディエント ) / iD44

 

英国のコンソールメーカーAudientがリリースするオーディオインターフェースです。

シンプルな操作系統とアナログ回路によるナチュラルな出音でコスパ最高の評価を得ています。

 

マイクプリがコンソールそのもの

Audientのコンソール「ASP8024-HE」に採用されているプリアンプを4基搭載しています。

特性は低歪みでナチュラル、現代的な特性と言えるでしょう。

コンソールに搭載されているものをそのまま持ってくるのはコンソールメーカーならではといったところでしょう。

インサート端子搭載

オーディオインターフェースでは珍しくインサート端子が付いています。

大体の場合別のマイクプリやコンプ・EQなどアウトボードを通した音をオーディオインターフェースに入れるときはオーディオインターフェースのマイクプリを最終的に通すことになるので、そのマイクプリの特性を受けることになります。

しかし本体のマイクプリではなくインサート端子を通せばマイクプリを通さないのでその特性を受けず直接本体のAD/DAに音を入れることができます。

こう聞くと需要が高いように感じますが実情としてはインサート端子が付いている機種はそんなに多くはないので強力な個性と言えるでしょう。

USB TypeAとTypeC対応

最近の機種には両対応が多く、本機種も例に漏れず両対応となっています。

最新のMac Bookなどはついに従来のUSB TypeAが付かなくなっているので両対応なのは非常に嬉しい点ですね。

ナチュラルなサウンド

色付けが少ないナチュラルな出音で定評があります。

回路がアナログになっているためナチュラルな出来になっているのですが、安かったり癖があったりするようなパーツだと音に大きく癖ができるため使われているパーツも厳選されているというのがわかりますね。

モニターコントローラーとしても使える

2系統のステレオアウトを搭載しています。

ワンタッチでモニターの切り替えもできるため普通にモニターコントローラーとして使うこともできるでしょう。

シンプルな操作性

液晶がなくワンボタンで一つの操作なのでとても分かりやすいです。

セットアップに時間がかからないのですぐに作業に時間を使うことができるでしょう。

総評

何と言ってもコスパ最高と言われる出音が魅力です。

このiDシリーズは下位モデルも出ていますがそれぞれ同価格帯以上にランクが1つや2つ高いとして人気です。

その中でも一番上に位置する本機種は心臓部であるAD/DAが下位モデルをさらに上回る出来で、自宅をスタジオとするならばこの価格帯ではもっとも信頼できる選択肢の一つと言えるでしょう。

RME / Babyface Pro FS / 価格:95454円

RME ( アールエムイー ) / Babyface Pro FS オーディオインターフェイス

 

オーディオインターフェース界ボス、圧倒的安定度と圧倒的に視える音で多くのシェアを得ているRMEのオーディオインターフェースです。

本記事でもっとも需要が高い機種と言えるくらい重要な機種です。

 

SteadyClock FS搭載

本機種にFSという文字が付いた要因がこのクロックです。

クロックに興味があれば長い話になるのでまた別に調べていただきたいのですが、簡単に言うと良いクロックにすればクリーンな音になります。

入門機種レベルにももちろんクロックは必ず付いているのですが、このレベルのクロックはお世辞にも良いものとは言えずその機種が値段が安い一因とも言えるくらいです。

このSteadyClock FSがとんでもない物で、クロックの精度が1000兆分の1とちょっと想像ができないほどクロックの同期が正確だそうです。

フェムト秒と言うのですが初めて聞きました。

ヘッドホンアウトにミニジャック搭載

オーディオインターフェースでは大変珍しいですがミニジャックが搭載されています。

元々Babyfaceシリーズはオーディオファンの間でも人気がある機種なのでその層も意識してのものだと思うのですが変換ジャック無しにリスニング向きのイヤホンやヘッドホンが使えるのはいいですね。

また実質2系統のヘッドホンアウトということにもなるのもこのサイズではあまりないので便利だと思います。

ミキシング向きの出音

音が硬めで分離感がありアタックがよく視えるミキシングがしやすいサウンドです。

バスパワーとは思えない高解像度でもあり多くのエンジニアが自宅用として導入しています。

音が点で飛んでくるとよく言われます。

ドライバーの安定感がすごい

音の硬さと同じかそれ以上によく言われるのが圧倒的なドライバーの安定感です。

本機種だけではなくRMEのドライバーがとにかく安定していて、ドライバーのトラブルというのをまったく聞いたことがないほどです。

そのドライバーの安定感で導入している人も多いです。

宇多田ヒカルも使用

FSではない前モデルですが宇多田ヒカルさんが某ドキュメンタリー番組で自室で使用しているのが確認されています。

ある意味宇多田さんのファンアイテムですね。

総評

この価格帯ダントツおすすめランキング1位です。

10万円前後のモデルを出すとなるとまずRMEのBabyfaceと戦わなければならないくらい重要な位置付けの機種となっています。

この記事は都合上10万円以下という括りになりかなりやや値段が違う機種とひとまとまりになっていますが、本来は後述の10万円以上の機種と争うことになります。

特に拘りがなくチャンネル数が足りればこの機種にすれば間違いないと言えるでしょう。

Focusrite / Clarett 2Pre / 価格:51637円

FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Clarett 2Pre USB オーディオインターフェイス

 

かつてはコンソールメーカーとして、今は世界屈指のアウトボード・オーディオインターフェースメーカーとして名を馳せるFocusriteのオーディオインターフェースです。

Scarletシリーズは世界でもっとも売れているオーディオインターフェースとして有名ですが、本機種はそのScarletの上位機種となっています。

 

USB TypeAとTypeC両対応

TypeC搭載のPCも増えてきたということもありやはり周辺機器もそろそろ対応を迫られているという感じでしょうか。

両対応というのは環境の変化に左右されずらいので嬉しいポイントですね。

ISAサウンド

プロアマ問わず大人気で広く使われているマイクプリISAシリーズのサウンドをモデリングしているAir機能を搭載しています。

どれくらい似ているかというのは一旦明言は避けますが録音の抜けが良くなり、あるなしだとかなり違うと評判です。

付いているマイクプリ自体もノイズや歪みの少なさに定評があります。

付属ソフトが豪華

この辺りの価格帯から初心者向けではなくステップアップ向けの色が強くなるので付属ソフトはないことが多い、もしくはあってもあまり豪華ではないというのは多い話ですが、本機種は下位モデルであるScarletシリーズの付属ソフトがそのまま引き継がれています。

またその引き継がれたソフトに新たにPlugin AllianceでリリースされているBrainworxのbx_console Focusrite SCというチャンネルストリッププラグインが追加されました。

このプラグインが大変優秀で、元々の価格も3万円超えとかなり高額なので他の付属と合わせても元が取れるレベルです。

bx_console Focusrite SCのレビュー記事書いています↓

bx_console Focusrite SCをレビュー【モダンなサウンド】

総評

上の2機種と比べかなり安くなっています。

さらにコスト抑えめにしたい人には非常におすすめな選択肢です。

また入門機より少し背伸びをしたい初心者の人にも付属ソフトが豪華なのでおすすめです。

10万円〜20万円

 

この価格帯は比較的10万円前半に機種が集中しており、後半の機種は前半の機種の多チャンネル版などが多いです。

よって紹介する機種は10万円代前半の機種が多く、先の挙げているBabyface Pro FSと比較し争うことになります。

 

ANTELOPE AUDIO / Discrete 4 Synergy Core / 価格:123000円

ANTELOPE AUDIO ( アンテロープオーディオ ) / Discrete 4 Synergy Core オーディオインターフェイス

 

クロックメーカーとして名を馳せ、現在はオーディオインターフェースメーカーとして地位を確立しているAntelope Audioの低価格の機種になります。

あくまで同社のラインナップの中で低価格というだけで、性能としては個人スタジオレベルです。

 

とにかく音が良い

クロックメーカーというだけあって、本機種にも同クラスでは考えられないくらい高品質なクロックが搭載されています。

自社設計だからこその安さということでしょう。

傾向としてはRMEのようなミキシング向きの硬い音ではなく、圧倒的な奥行きと解像度で比較的マスタリング向きと言えます。

上位機種はマスタリングスタジオでも見かけることが多いです。

Discreteマイクプリ搭載

コンソールグレードのDiscreteマイクプリが4基搭載されています。

このクラスのマイクプリはコンソールメーカーでもない限りこの価格帯、もしくはオーディオインターフェース自体に付くことはあまりないでしょう。

USBとTB両対応

今までこのサイトではUSBTypeAとTypeC対応のものは多く取り上げましたが、このDiscrete4はUSBTypeAとThunderbolt端子対応となっています。

TBと両対応というの自体レアと言えますが、この機種はTBで使うことによって後述のDSPプラグインをDAWの中でプラグインとして使えるようになります。

ちなみにTBケーブルは付属しないので利用する場合は別途購入する必要があります。

DSPプラグイン

後述のUADのようにDSPチップで動作するプラグインを使うことができます。

このDSPプラグインはオーディオインターフェース側で動作するのでPCに負担をかけません。

UADは基本的に録音する際にPCに音を送る前にエフェクトをかけるかけ録りやDAWの中でプラグインを使うことができますが、Antelope製品のDSPプラグインは基本的に録音時のかけ録りにしか使えません。

しかしDAW内でも使う方法があり、MacのPC且つThunderbolt接続で専用のソフトを別途購入すれば使用することができます。

最初から使えるプラグインの数も多くコスパの高さが伺えます。

UADと比べて個性的なラインナップです。

総評

非常にコスパが高いです。

普通に使う分には音質や機能面でも十分なレベルでしょう。

ただ同系統の機種である後述のAPOLLOと比べてDAWのプラグインとして使うなら余分にコストがかかるのでそれをどう捉えるかがポイントになるでしょう。

ただクラス最高峰の圧倒的な音質があるのでBabyfaceに少し金額を上乗せして購入するというのも多い選択肢でしょう。

UNIVERSAL AUDIO / APOLLO TWIN X DUO / 価格:110400円

UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / APOLLO TWIN X / DUO Heritage Edition

 

世界の音響機器の歴史を作ってきたと言っても過言ではないUNIVERSAL AUDIOの大人気オーディオインターフェースです。

UADプラグインが使えるDSPチップが搭載された卓上タイプの機種としてプロからアマまで幅広い層に支持を得ています。

 

作編曲家向け

出音がややリスニング向きと言えるかもしれません。

奥行き感は素晴らしいのですが音がややカッコよくなりやすいところがあります。

音がかっこいいというのは逆に言うと音が決まるのが早くなりやすいということになります。

こういった傾向は作業のスピード感が大事な作編曲家向けと言えます。

UADプラグインが使える

UADというDSPチップを利用したプラグインを使うことができます。

このプラグインが業界トップクラスの高品質で世界中で利用されています。

その品質はアナログモデリングプラグインが実機と比べても遜色ないほど。

最初からある程度プラグインが付属してきますがもちろん後から買い足すことも可能です。

そういった拡張性も高いですが、逆に言うと無限にプラグインが欲しくなるのでコスパはあまり高いとは言えないかもしれません。

ただそういった面があってもUADの需要はプロアマ問わず高いので高い人気を誇っています。

Unisonマイクプリ

UADのマイクプリプラグインを実際のマイクプリとして録音時に使うことができます。

マイクの音を受ける本体のマイクプリをプラグインのマイクプリの特性にすることができると言えばいいでしょうか。

チャンネル数が多くないこの機種でもボーカル録りやギター録りなどをするユーザーには高い需要を得ています。

なかなか他の機種ではできないUNIVERSAL AUDIOのオーディオインターフェースならではと言えるでしょう。

総評

UADのプラグインを使いたいなら間違いなくおすすめです。

DSPチップの身を抜き出したオーディオインターフェースではないものもあり、スタジオなどではこちらの方がよく利用されているように感じますが、こちらも本体だけで安くて10万円弱でさらにプラグインを買うのでコストが半端ないです。

したがって相当重用するわけではないのならこちらの機種にしてしまうのがいいでしょう。

UADのプラグインが使いたいがためだけにこの機種にしている人もいるくらいです。

ちなみにDSPのチップ数が多いほど同時に使えるプラグイン数が増えます。

このAPOLLO XではDUOとQUAD、つまりチップが2基と4基のものがリリースされています。

上に表示している価格はDUOの価格になりますが、QUADは157300円となっています。

どれくらいプラグインを使うかによってどちらがいいか考えましょう。

迷ったらチップの数が多い方が後に後悔がないのでQUADがおすすめです。



Arturia / AUDIOFUSE STUDIO / 価格:100800円

ARTURIA ( アートリア ) / AUDIOFUSE STUDIO 多機能オーディオインターフェイス

 

高品質なアナログモデリングシンセサイザー有名なArturiaが満を辞して放った高品質オーディオインターフェースです。

プラグイン以外にもハード機材を多々リリースしており、高い質で支持されています。

 

Discreteマイクプリ搭載

Antelopeの機種に引き続きコンソールクラスのDiscreteマイクプリが4基搭載されています。

流石後発の機種だけあって良い物が積まれています。

この価格帯ではそうそう付くことはないですね。

Bluetooth搭載

これも流石に後発機材と言ったところでしょうか。

Bluetooth搭載というのは今までだと低価格帯の奇をてらったような機種でたまに見るくらいだったのですが、この価格帯に付くのは初めてかもしれません。

Bluetooth対応のプレイヤーを繋いで音を入力できる他、もちろんレコーディングもできます。

操作が簡単

AudientのiD44のように液晶画面などがなく、1ボタンで1つの役割となっています。

非常にシンプルな操作系統になっているので制作に集中することができます。

トークバックボタン搭載

本機種は非常にスタジオを意識した機能が盛り込まれています。

トークバック機能もその中の一つと言えるでしょう。

マイクが内臓されており、それか別に繋げた外部マイクを使って特定のヘッドホンアウトに声を出すことができます。

モニターコントローラー搭載

こちらもスタジオを意識した機能の一つでしょう。

2系統のステレオアウトを装備し、それをワンボタンで切り替えることができます。

卓上タイプで価格の高い機種はモニコン機能が入っていることが多々あり、同じようにスタジオを意識しているのでしょう。

総評

卓上且つオールインワンな機能が欲しいならおすすめです。

元々下の機種であるAUDIOFUSEがやけに音が良いと評判で、それにさらに改良を加えた本機種はArturiaのオーディオインターフェースの本気と言っても差し支えないでしょう。

また、まだまだ使用者は多くない新しい機種なので他の人と違うのがいいという人にもおすすめです。

20万円〜30万円

 

この辺になってくると今回の基準でミドルクラスとしていますが、意識的にはハイエンドとそう変わらないと言ってもいいくらいです。

どれを買っても間違いがないと言えるでしょう。

 

RME / Fireface UFX Ⅱ / 価格:260000円

RME ( アールエムイー ) / Fireface UFX II オーディオ・インターフェイス&レコーダー

 

Babyfaceに引き続きオーディオインターフェース界の真打RMEです。

この価格帯でも人気と知名度はプロアマ問わず非常に高いです。

 

RMEのフラッグシップモデル

下位モデルのBabyfaceから正統進化しているフラッグシップモデルと言えます。

AD/DAが急UFXから大幅に進化しているとのことですが、その特徴はRMEの音をしっかり踏襲しています。

ミキシング向きのサウンド

Babyfaceでも記述していますが、ミキシングに向いたまるで音が点で飛んでくるようなサウンドはこの機種でも健在です。

公式では澄み切ったクリーンなサウンドと謳っていますがまさにその通りで、アタックが特に見やすく色んなエンジニアが絶賛する理由が分かります。

Total Mixが凄い

付属のオーディオインターフェースを操作できるソフトであるTotal Mixが非常に各所で公表を得ています。

中でもルーティングの自由度同系統のソフトと比べても群を抜いており支持を得ています。

既に上で紹介しているBabyface Pro FSでもこのソフトは使うことができるのですが、入出力の数が多いこちらの機種の方がより機能を活かすことができるでしょう。

総評

この価格帯でもおすすめ断トツ1位と言えるでしょう。

ここまでアタックがはっかり見える機種というのは他でもそうそうありません。

ミキシングに力を入れたい人は特におすすめです。

Apogee / Ensemble / 価格:262130円

APOGEE ( アポジー ) / Ensemble Thunderbolt オーディオインターフェイス

 

アメリカ最強のオーディオインターフェースメーカーApogeeのフラッグシップ機Ensembleです。

Macと強い結びつきがあり、その代わりMacでしか使うことができません。

 

Mac専用

Apogeeの機種は最近でこそWinと両対応になってきましたが、基本的にはMac専用です。

理由はMacのCore Audioに強く結びつきがあるからです。

Core Audioに最適化された設計となっているためCPUへの負荷が抑えられています。

またLogic・Pro Tools・Liveらに対応しており、DAW側で機種の操作が一部できるなどの恩恵があります。

洗礼されたアメリカンサウンド

Apogeeの機種はアメリカのスタジオでの導入が多く、アメリカで特に人気のメーカーです。

地元で人気というだけの話ではあります。

RMEやUNIVERSAL AUDIO、Antelopeらとは確かに音が違うのですが形容が難しく、まさに長年作られてきたアメリカの音と言っても差し支えないでしょう。

トークバック機能

スタジオになることをこちらも意識してかトークバック機能が搭載されています。

Thunderbolt対応

この機種はThunderboltのみ対応となっています。

問題なのが最新のMacに積まれているThunderboltは3に対してこの機種は2です。

Thunderbolt2を3の端子で使うには変換ケーブルが必要です。

余計な出費は迫られますが、変えられない突出した個性を持っています。

総評

Mac環境であれば非常におすすめです。

さらに対応のDAWをメインにしているならもっとも良い選択肢の一つとなるでしょう。

解像度の高さというのはもちろんのこと、他の機種ではないような音や機能の個性を持っています。

PRISM SOUND / Lyra1 / 価格:204000円

PRISM SOUND ( プリズムサウンド ) / Lyra1

 

日本ではあまりメジャーではありませんが、かつてNeveから独立したエンジニアが設立したメーカーです。

独自の技術を持っており、とにかく音が良いことで根強い人気を誇っています。

 

圧倒的音質

とにかく出音が良いです。

特に奥行き感が広く、近い特徴を持つAntelopeとは劣らず勝るくらい高い評価と人気を得ています。

どちらかというとマスタリング向きで、上位機種はマスタリングスタジオで見かけることも少なくありません。

独自クロック

個別にクロックを出しているメーカーではないのですが、独自のクロック技術を持っています。

そのクロックが素晴らしく非常に低ジッターと高解像度を実現しています。

独自技術ということで他社とコストパフォーマンスで大きく差を付けている一因と言えるでしょう。

総評

入出力が少なくとも圧倒的な音質を手に入れたいならおすすめです。

ミキシングのしやすさならRMEに軍配が上がるかもしれませんが、マスタリングや音楽鑑賞目的なら圧倒的にこちらがおすすめと言えるでしょう。

メジャーではないので情報はやや少ないですが、それに見合った確かな実力を備えています。

(上位機種のTitanなどは本当に半端ないです。最強の一角と言えるかもしれません)

総評

 

ここまで長い間お疲れ様です。

まとめますと、

・10万円以下ではBabyface Pro FS

・10〜20万円ではBabyface Pro FSかプラグインを使いたかったらAPOLLO TWIN X

・20〜30万円ではFireface UFX ⅡかMacであればEnsemble

何も考えなければこれらがおすすめです。

しかし20〜30万クラスを購入する人は大体目的の方向性がしっかり定まっている人が多いかと思いますのでこういった記事は不要でしょうね。

本当に拘りがなければBabyface Pro FSでオッケーということです。

間違いのない選択をしたければ本当におすすめです。