elysia mpressorレビュー【基本はクリーンな出音】

Elysiaの実機50万円のコンプレッサーmpressorのプラグインをレビューしていきます。

mpressorは基本的にはクリーンな音ですが、エキサイター的な機能で特徴を出すことができます。

万能ではありませんが、目的を明確にするととても使っていて楽しいコンプレッサーだなと感じました。

目次

100%ディスクリート?

このコンプの動作タイプはなんだろうな〜とサイトを見てみると、書いてあるのは100%ディスクリートという文字。

ディスクリートというのは、いわゆる集積回路という色々なものがまとまっているものではなく、単体パーツを組み合わせて作った回路のことを言うらしいです。

(なるべく分かりやすく書いたつもりですが、もしかしたら違うかもしれないので気になったらご自身で調べてみてください。)

したがって単体のパーツを組み合わせているので値段が上がっている、みたいな考え方で恐らくいいのではないかと思います。

そして速いタイムパラメーターの設定が可能と書いてあり、設定できる数字が手持ちのVCAコンプと近かったので恐らくVCAコンプだと思って良いと思います。

実査に使った感じもVCAかな〜と思いました。

良いところ

音がクリーン

VCA且つハードニーでパーカッシブな音に強いですが、かなり多めに潰してもあまり歪みません。

私の使い方としてこういった系統のコンプは思いっきり潰して歪ませるという感じで使うことが多いので、その目的だとちょっと微妙かなと思いました。

(この問題は次の項で解決します)

逆にデジタル系でやりたいような揃える目的なら、アナログの操作感で使えるので好きな人は多そうだなとも感じます。

アタックを遅くして思いっきり潰した時に、想像以上に音が大人しかったので肩透かしを食らった感じになりました。

neveau filter搭載

フリーでプラグインとして出ているneveau filterというものが付いています。

というか元はこれらのコンプレッサーとかに付いていたものを抜き出したものらしいです。

効果としてはまずhzで帯域を指定して、そこより上をGainノブを回した分上げて、そこより下を下げるというものです。

なので1000hzを指定したら1000hzより上を上げて、1000hzより下を下げます。

TiltEQという種類のEQが同じような感じなのですが、実際にかけた感じが個人的にはちょっとエキサイターっぽい味になるなと思っています。

これによってがっつり潰したけど思ったより大人しいなという時にエキサイターのようなちょっと人工的というか、作られた感じの質感が入って一気に華やかさが加わります。

(悪く言えば嘘臭い感じになります)

でも本物のエキサイターよりは薄味というか、EQっぽさも残っているので結構良い塩梅なのかなと、この機能はかなり気に入りました。

つまりフリーのneveau filter単体もおすすめということですね。

安い

通常で199ドルですが、セール時には39ドルくらいには落ちていることが多いはずです。

そこまで設定が難しくなく、クリーンにも派手にもできるのでできることの幅もまあまあ。

またコンプとして必須ではないパラメーターも触れると面白いこともできるので、なかなかコスパは高いのではないかと思います。

微妙なところ

Dry/Wetノブがない

もう結構古いプラグインなのでしょうがない部分ではあるのですが、現代の基準で言うとやっぱりDry/Wetノブは欲しくなってきてしまいます。

neveau filterで作った音をパラレルコンプとして出力できたらさらに面白かったのにな〜と思ってしまいます。

まとめ

今回はコンプとして必要な部分だけに絞って書いてみました。

と言うのも私としてもこれ以上の機能はあまり使うつもりがないので、普通にコンプとして使ってもかなり良い感じだったよということを伝えたかったです。

設定の幅は広くても何にでも良いなという感じではないので、目的を絞って使えるととても満足できると思います。

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この記事を書いた人

ミックス・マスタリング・作曲・編曲やっています。
自分の持っているプラグインをすべてレビュー記事にアウトプットするのが当面の目標です。
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