FabFilter Pro-C2をレビュー!設定を詰めたくなるコンプレッサー

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FabFilter Pro-C2をレビュー!設定を詰めたくなるコンプレッサー

 

FabFilterのプラグインはPro-Q3を筆頭にWavesやiZotopeに並ぶor継ぐような共通言語になったなと感じています。

人とEQのことを尋ねられるとほぼほぼPro-Q3についての話にもなります。

そして使っている人も多いので他の人とプロジェクト共有すると大体Wavesと同じくらい挿さってる率も高いんですね。

なので私もFabFilterのプラグイン持っておいた方がいいなということで今年頭に購入していました。

しかし自分では全然使っていなかったので今回はレビュー記事を書くという目的で色々新鮮な気持ちで見ていきたいと思います。

 

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概要

(この動画2015年投稿なのでもう5年もバージョンアップしてないんですね。)

 

今をトキメクハイエンドブランドFabFilterのフラッグシッププラグインコンプレッサーです。

上記で共通言語なんて言っていますが、今時2万オーバーのプラグインエフェクトなんて結構なハイエンドの部類に入っているのに多くの人が使っているのは素直にすごいなと思います。

私の目からは公式はiZotopeほどプロモーションにリソースを割いているようには見えないので純粋にユーザーの口コミで広がったのかなぁと思います。

 

ミキシングにもマスタリングにも使えます。

後ほど紹介するコンプレッションモードの中にマスタリングモードもあったります。

 

好きな部分

ハイファイなサウンド

 

先にも言った通り8つののコンプレッションモードを切り替えることができ、それぞれコンプのかかり方が違います。

とは言っても基本的にはどれもハイファイ傾向でデジタルのコンプレッサーらしいと言えると思います。

 

8つあるコンプレッションモードの中でも特に良いと思ったのが"Clean"と"Classic"と"Bus"です。

 

Cleanはそのまま天井を落としていってプレスしたような感じで、そのままに圧縮されて音圧が上がります。

 

CassicはCleanよりもヘッドルーム(余裕)を感じつつ、高域が若干持ち上がります。

 

Busはハイファイ感はそのままに、割と分かりやすくまとまり感を感じることができます。

 

基本的にはCleanとClassicで使い分けをしていくのが良いのかなと思いました。

ヘッドルームを感じるかどうかというのは結構モードを決める際の基準になると思います。

 

分かりやすい・美しいアナライザー

 

波形が表示されるアナライザーが付いています。

なんとGPU搭載ということで、なかなかコンプでそこまで拘ったアナライザーつけるのはないですよね。

そもそもアナライザーが付いているのもレアなんですが。

 

元々コンプを使っていて、スレッショルドやレシオの値を決める時に波形を見ながらスレッショルドの線を下げて決めることができたらなぁと思っていたのですが、丁度このプラグインではそれができるわけですね。

具体的なコンプの引っかかり始めが分かるというのはとても大事な情報だと思います。

 

最終的には耳で判断する、というのは分かっているのですがこのアナライザーを見ながら作業をしていると数値を細かく追い込みたくなってきます。

ある意味時間泥棒です。

 

そういう時のためなのか、あえてそのメーターを非表示にできるというのも気が利いていてとてもステキだなと思います。

 

小数点第2位まで弄ることができる

 

ほとんどのコンプはそこまで細かくは弄れなかったり、アナログエミュ系は数値固定ですしね。

実際に0.01の差を感じるには結構なモニター環境が必要なので弄れても活かせるかといえば中々難しい人も多いかと思いますが、これがプロからも人気と言われる言えんの一つなのかなと思ったりします。

 

サイドチェインがとにかく多彩

 

ここまで純粋なデジタルコンプとしてとにかく良いというのをつらつらと書いてきましたが、もちろんサイドチェインも搭載しています。

 

このサイドチェインがとにかく多彩で、恐らくコンプの中でも最も自由にできると言っても過言ではないと思います。

 

大体のコンプのサイドチェインはハイパスのみでしかも決めらられた範囲のみで弄るという使用です。

ローにコンプが一番最初に引っかかるのは意図しないからハイパス設定で引っかからないようにするという目的にはそれで特に不自由はないのですが、本機ではハイパスはローパスやバンドパスに、サイドチェインの値は自由にデジタルのEQかのように設定することができます。

ローパスやバンドパスに対応してるのってかなりレアです。

 

これを利用して、特定帯域だけポンピングシリサイドチェインコンプとして動作させることができます。

 

また実際にコンプがかかっている部分のみ聴くこともできるなど至れり尽くせり。

 

私の友人でもこのサイドチェインを使う時だけの為にPro-C2を使っている人がいるくらいです。

 

Dry / Wetがdb表示

 

大体のコンプのDry/Wetって%表示なのですが、本機はそれぞれ独立で動く且つdb表示なのでそれぞれの音量操作ができて音量差もパッと見で分かりやすいのが好きです。

 

好きじゃない部分

悪くいえばデジタルなサウンド

 

デジタルコンプなのでデジタル臭いのは当たり前な訳ですが、やはり音は結構硬くなってしまいます。

なのでジャンルによっては合わないということも多々あると思います。

 

決して分かりやすいとは言えないGUI

 

分かりやすいかどうかというのはかなり主観なのです。

 

アナライザーはとにかく見やすいのですが、トータルのGUIで見てみると決して見やすくはないかなと思いました。

 

とにかく機能が多かったり畳まれている機能なんかもあったりするので結構ごちゃつき感があるなと思っています。

 

色々なコンプを今まで触ってきた人ならば特に問題はないかもしれませんが、その辺が慣れていなくて最低限の部分だけ分かっているような人でも最初は苦労するのではないかなと思います。

 

アタックの幅がイマイチ

 

アタック・リリース共に幅は広言っちゃ広いんですけど、アタックが最速0.5msでもうちょっと早くできると良いなと思います。

 

アタックは私の普段の用途だとそこまで早くすることはありませんが(言うても0.3msとかにはします)にしてもFET系を意識すると0.1は欲しいかなと。

 

総評

 

良いこと悪いこと書きましたが最初に強いデジタルのコンプが欲しい人、もしくは色々と使った末に追い込めるor追い込みやすいコンプが欲しいという人にはベストバイなのではないかなと思います。

 

値段が今時ではかなり高めでセールもそこまで下がらないのですが、その分高級感みたいなものもあるので一つの到着点として見据えるのは良いのではないかなと思います。

 

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この記事を書いた人

ミックス・マスタリング・作曲・編曲やっています。
自分の持っているプラグインをすべてレビュー記事にアウトプットするのが当面の目標です。
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