【2021年】Plugin Allianceのカテゴリー別おすすめプラグイン紹介!

プラグインエフェクト

Plugin Alliance(以下PA)は有名なプラグインメーカー/デベロッパーではありますが、初見でも分かりやすいような名前のプラグイはそう多くはないでしょう。

今回はそんなPA入門者向けに、PAのカテゴリー別で筆者の経験も踏まえつつおすすめのプラグインを各1つずつ紹介していきたいと思います。

 

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EQ

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Brainworx / bx_2098 EQ

 

かなり新しめのMSEQで、『AMEK 9098』というNEVEさんのメーカーによるEQをエミュレーションしたものになります。実機はMSではないのですが、プラグイン化するにあたって利便性が魔改造されました。

今のPAの売りであるTMTTHDという2つの機能がついているのがやはり大きいです。

TMTは実機コンソールが全てのチャンネルと同じ音というわけではなくチャンネル毎に微妙な違いがあり、それを再現してよりリアルなバーチャルコンソールになるという機能です。

THDはキャラクターの濃さをコントロールする、所謂サチュレーションノブです。このEQはNeve系のキャラクターなのでローミッド中心に持ち上がり重心が下がっていくといった具合です。

詳しくはこちらで使い方を解説しています↓

Plugin Allianceチャンネルストリップの共通部分の使い方

 

汎用性・ユーティリティ・しっかりしたサウンドキャラクターを出せるなどの点からこのプラグインを選出しましたが、他にもDangerous MusicのBax EQ、Maag EQのEQ4などと迷いました。

PAのEQでは知名度人気共にNo.1であると思われるbx_digital V3というのがありますが、最近のPAのプラグインにはほぼMono Maker , Stereo Width , M/S solo , ダイナミク系にはサイドチェインフィルターが付いており、bx_digital V3が誇っていたユーティリティ性という部分については失われつつあります。

 

Brainwox bx_2098 EQ

 

Virtual Instruments

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DS Audio / Thorn

 

PAのシンセはまだこのThorn含めて3つと決して多くなく、汎用性という面で見ればThornが一番かなと思います。

このDS Audioはとにかく音の綺麗さが語られることが多いですね。

エフェクトも強力で、特に空間系が乗ったPluckには驚くのではないかと思います。

PVを見ている限りでもSaw系がとにかく綺麗で、プリセットにはHyperSawなんかもありEDM/クラブ系でもそれ以外でも使える強力なシンセです。

 

DS Audio Thorn

 

記事書きました↓

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Reverb & FX

Unfiltered Audio / Sandman Pro

 

Unfiltered AudioはPAからリリースされている会社の中でも一際個性的なプラグインを多く排出しています。

それぞれ特色があり編曲などでは度々お世話になっていますが、その中でも筆者が最も使うことが多いのがこのクリエイティブなディレイプラグインです。

実際は普通のディレイとしても使えるのでしょうが、プリセットがあまりに楽しいので飛び道具的な使い方でしか使ったことがありません。

どんなことができるのかは......実際に動画やデモなんか聴いていただいた方が早いでしょう。

モジュレーション系の操作に慣れていない人は自分で弄るには少しハードルが高いかもしれませんが、プリセットが大変充実しているので弄れなくても問題ないです。

 

Unfiltered Audio Sandman Pro

 

TMT Consoles & Channel Strips

【2020年】Plugin Allianceのおすすめチャンネルストリップ7選

Brainwox / bx_console Focusrite SC

 

PAのチャンネルストリップはどれも素晴らしく、特にTMTが乗っているシリーズはどれを使っても間違いがないと言えるでしょう。

その中でも特に際立っているのがこのフォーカスライトのコンソールです。ここ10数年間ではフォーカスライトはエントリー価格のAIFを作っているイメージが浸透していますが、こちらもAMEK同様元はNEVEさんが立ち上げたコンソール&アウトボードメーカーです。

サウンドはカチッと収まりがよく現代的で、違いが分かりやすい部類です。

今回はあえてフォーカスライトを選びましたが、全体的に他のどのコンソールでもいいかなという出来なので色々デモで試してみてサウンドや操作性などで気に入った物を選ぶといいでしょう。ジャンルによって変えるのもいいですね。

ちなみにコンプ部分でサイドチェインとDry/Wetノブが付いてるのがポイント高いです。

 

Brainworx bx_console Focusrite SC

 

bx_console Focusrite SCをレビュー【モダンなサウンド】

 

Dynamics

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Shadow Hills / Mastering Compressor

 

実機100万越えで有名な通称『SHMC』です。UADにもプラグインDSPプラグインとして収録されています。

OptoコンプとVCAコンプが搭載されていてプラグイン内で2段がけが出来ます。

出音としてはとても綺麗でリッチ、またサチュレーションが3種類選べてそのサチュレーション量を弄ることは出来ませんが掛かり方に全くわざとらしさがなくまるでそこに元からあったかのような感触です。

ソースによって掛け方を選べる柔軟性とサウンドの素晴らしさという点での選出です。

Masteringという名前ですが筆者はほぼマスタリングに使うことがなく、ボーカル単体にOptoコンプを、ボーカルバスにVCAコンプをかけることが多いです。あまり2段がけもしません。(マスタリングではClass A Verを使うことが多いです)

 

ツマミが多く、決して配置も分かりやすいとは言えないので初見では取っ付きにくいかもしれませんが、触れるようになるととても楽しいコンプレッサーです。

 

Shadow Hills Mastering Compressor

 

Mix Trix

 

筆者が使っているものが全くないのでここは割愛させていただきます。

 

Guitar & Bass

こちらはギターアンプとベースアンプそれぞれ一つ選ばせていただきます。

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Fuchs / Overdrive Supreme 50

 

『コンポネアンプ』の名前が相応しい、モダンでパキッとした音がすぐに出せます。

UADにも収録されており、ソフトウェアっぽさというのを感じないながらもオケには特に何もしなくても混ざりやすいという非常に使いやすいアンプです。

様々なジャンルにおすすめです。

 

Fuchs Overdrive Supreme 50

 

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Ampeg / B-15N

 

最初にこのアンプをModo Bassに通した時に、あまりにローが暴れて「ソフトでこんなロー出るんだ......」と感動してしまいました。

ソリッドな音からファットな音まで幅広い音が作れますが(もちろん竿にも依存しますよ)歪ませた時の艶に注目です。かなり過激に歪ませても汚い感じにならず中毒性があります。汎用的なベースアンプのソフトウェアの中でも歴代最高なのではないでしょうか?

 

Ampeg B-15N

 

Pedals & Tools

Brainworx / bx_greenscreamer

 

TS系のペダルはフリーから単体プラグインバンドルまで幅広く様々なメーカーから展開されていますが、その中でもこのgreenscreamerは歪の音が綺麗で、アタックが潰れていくまでのインターバルが長いのでレンジが広く感じます。

しかし、逆に綺麗すぎるのでDjentなどでは他のTS系プラグインの方がハマるかもしれません。上記の動画のような音の方が強いように感じます。

 

Brainworx bx_greenscreamer

 

3D & Space

こちらも筆者が全く使ったことがないので割愛(あまりサブスクに入っていないので)

Tone Charakter

Black Box Analog Design / HG-2

 

3種類のバンドから選択できるサチュレーターに、直列か並列か選んでかけることができる真空管バイアス、そして終いにはAirノブ付き至れり尽くせりなサチュレーターです。

普通にサチュレーターとして使うこともでき、さらには2種類の真空管を両方突っ込み気味にすることでエキサイターのような立体的な音を作ることもできます。

筆者はマスタリングでの使用率90%超と依存度が高く、ジャンルや元の音作りによってはドラムバスやボーカルにも使います。

実機は国内外のマスタリングエンジニアに人気ということもあり、サウンドが好みであれば十分買いと言えるでしょう。

この実機は筆者の憧れの機材です。

 

Black Box Analog Design HG-2

 

Utilities

SPL / HawkEye

 

最後はユーティリティ系ソフトとなりますが世の中の流れ的にはMetric ABが推されており、例に漏れず筆者もそれを使用していましたが最近はこちらの方がよく使うのでこちらを紹介します。

SPLからは基本的に実機のエミュレーションプラグインがメインではあるのですが、これに関しては恐らく実機はないはずです。

世の中には高性能なスペクトラムアナライザープラグインが多く出回っていますが、このプラグインは後発でSPL曰くかなりアナライザーの精度には自身を持っているようです。

 

ユーティリティー系で言うとPAの最近のプラグインの多くはStereo Widh , MonoMaker , M/Sソロボタン , サイドチェインフィルターなどが付いているのでPAのプラグイン自体がユーティリティー性が高いと言えるでしょう。

 

SPL HawkEye

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

PAの中ではメジャーなものからマイナーなものまであったかと思います。

高クオリティなプラグインが2、3ヶ月に1回はリリースされているので今後も期待ですね。

ニュースレターを受け取っていれば、1日限定のセールや公式サイトの更新よりも早く新しいプラグインのリリース情報を見ることができますので登録しておくのがおすすめです。

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