【2022年】DTMでおすすめリミッター・マキシマイザープラグイン7選

この記事では2022年での初級者・中級者におすすめしたいリミッター・マキシマイザープラグインを7つ紹介します。

目次

DTMでおすすめリミッター・マキシマイザープラグイン

Invisible Limiter G2 / A.O.M.

数少ない日本製且つ海外の教育機関でも採用されるなど、リミッター・マキシマイザー界のクリーンナップの一つと言っても差し支えない傑作プラグインです。

素晴らしい点は沢山挙げることができますが、特に私が気に入っているのが地味ですがプラグインへの入力量をボタンで操作できるところ。

同じような機能は他のリミッターにはなく(恐らく)本当に地味ですが操作のストレスを軽減してくれます。

出音は特別何かが優れているというよりかはオールラウンドに優れていて、普段使いのコンプでもだいぶ潰したなってくらいのリダクション量でなければ音像のバランスも崩れにくいように感じます。

何よりも基本セールを行っていないので、いつ購入してもいいというのが素晴らしいです。

先週定価で買ったのに半額セールだってぇ!?みたいなことがないので安心して購入できます。

bx_limiter True Peak / Brainworx

2021年リリースされたばかりの新しいリミッターで、完成度の高さで国籍関係なく色んな人の間で話題になりました。

トゥルピークリミッターとはデジタルクリップを防ぐリミッターのことを一般的に言いますが、何かしら問題があるものが多くそこまで常用している人はいないといったイメージがあります。

(デジタルクリップの解説はご自身で調べてみてください)

しかしこのプラグインは今まで起こっていたサウンド面の問題を解消したBrainworxの自信作です。

音の透明さと効きが浅いEQによる微調整やサチュレーターなどが使えるというのが良い点です。

しかし透明さで言えば逆に透明過ぎて明確なキャラクターというものがあまりないので、出音の誤魔化しがきかないというのが難点です。

マスタリングは2mix、さらに遡るとアレンジからクオリティーは決まってくるというのは大前提ですが、今回紹介する他のリミッターはそれぞれ出音のキャラクターがあるので多少2mixがアレでも誤魔化しがきくこともあります。

このプラグインは微調整する要素はあっても劇的に2mixを変えるようなものではないので、2mixの残念なクオリティーがモロ伝わってきてしまうこともあるかもしれません。

あと数少ないPlugin Boutiqueで購入できるPAのプラグインというのも特筆すべき点でしょう。

Pro-L2 / FabFilter

DTM界の覇権メーカーの一つFabFilterのリミッターです。

FabFilterらしく視認性がトップレベルに高い大きなメーター類、そしてシングルバンドとは思えない設定の柔軟さを持っています。

デモでは管楽器中心で実際オールラウンドに使えるとは思うのですが、個人的にはダンスミュージック界隈で特に人気なイメージがあります。

出音は全体的に高いレベルにあると思いますが、FabFilter特有のツルッとした質感を感じるかもしれません。

何も考えずにガッツリ潰して音圧を上げてみても、わりかし悪くない結果になりやすい部類だと思います。

Limitless / DMG Audio

この中ではややマイナーめのDMG Audioから多機能なマルチバンドリミッターです。

特徴としては潰した時のアタックの出方が非常に綺麗だという部分です。

これは公式でもストロングポイントとして挙げられています。

マルチバンドリミッターということで6バンドそれぞれで設定を行うことができ、それ以外にも設定箇所が多いです。

また他にはない機能としてかなり色々できるクリッパーが付いています。

私が普段使っているT-RackSのクリッパーよりも柔軟に設定することができるので、状況によってはこちらを使うこともあります。

やはりできることが非常に多いのでそれらをフルに使えないと真価は発揮できず難易度が高いプラグインと言えます。

とは言えStyleから適当に出音の傾向を選んでスレッショルド下げるだけで上記のアタックが綺麗という効果は得られるので、その部分だけ見ても非常に強力だと言えるでしょう。

Ozone Maximizer / iZotope

こちらも今のDTM界の覇権であるiZtopeのマスタリングエフェクトOzoneに格納されているマキシマイザーです。

リミッターは別で入っていますが、このマキシマイザーもリミッターと同じく天井を付けることができます。

リミッターの方がヴィンテージと付いているので、単純にこちらがモダンだという意味ですね。

個人的には今回紹介する中で一番ダイナミクスに優れているように感じます。

もっと言うと破綻しない程度に潰しても奥行き感や立体感が一番感じられるといった具合です。

Ozoneのエフェクト自体がどれも非常に優秀というのもあるので、今回紹介する中でも特におすすめです。

L2 / Waves

プラグイン界の帝王Wavesの超ポピュラーリミッターです。

とにかく色付けが少ない。

後述のL3系はかなりハイ上がりに歪むというキャラクターだったり、L1は単純に古いのでL1だけで聴いたら全然良いじゃんとなっても他のリミッターと比較するとやっぱり色々足りない部分を感じさせられたりします。

しかしこのL2は潰した時の色付けがほぼ感じないに等しく、前述の新しいリミッターたちと比べても遜色ないレベルです。

しかも使うのが非常に簡単で軽い。

もちろんかなり古いプラグインなので足りない部分というのもありますが、それでもジャンルを選ばない安定したパフォーマンスを発揮してくれます。

個人的にはWavesのリミッターシリーズの中で最高傑作だと思っています。

値段も単品で買って全然安いの上記の値段がやや張る奴らよりも人におすすめしやすいです。

さらにタイミングによっては下位のGoldよりも安い時があるPlatinumバンドルから入っているというのもポイントが高いです。

L3-16 / Waves

最後にWavesのリミッターシリーズの最新作(と言ってもまあまあ前ですが)L3-16です。

ここまでは自分の作った曲をマスタリングまで行う時や、他人の曲をミックスから自分で行う時、辺りの想定で書いてきましたが、このL3-16に関しては他人の作った2mixをマスタリングする想定となります。

このL3-16はとにかく原音を崩さず音圧をあげるのが難しい。

音圧はガンガン上がるのですがなにせ割と早い段階からハイ上がりな感じになり、元の音像とはかけ離れていきます。

しかしそれはほぼデフォルト設定での話。

L3-16はマルチバンドリミッターなので各バンド設定を追い込むことで真価を発揮します。

なので自分の曲を2mixのままセルフマスタリングというよりは、むしろ曲のバランスを弄ることが求められる可能性もあるお仕事の方が向いているようにも感じます。

同じマルチバンドリミッターでも上記のLimitlessの方が何も考えずに使っても良い効果が得られやすいと感じたので、このL3-16はやや番外編みたいな感じかもしれません。

まとめ

もちろんどのリミッターを使うかというのでサウンドは変わってくるので大事ではあるのですが、その前に「リミッターにどんな音を入れるのか」というのが何よりも大事です。

口酸っぱく色んなところで言われることかもしれませんが、それでもやはり大事なので何度もいい続ける必要があります。

ちなみに私の愛用しているCubaseにも付属のマキシマイザーがあるのですが、あれはあまり好きではありませんでした。

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この記事を書いた人

ミックス・マスタリング・作曲・編曲やっています。
自分の持っているプラグインをすべてレビュー記事にアウトプットするのが当面の目標です。
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