Lindell Audio 254Eをレビュー【派手だけど破綻しない】

Lindell Audioのプラグインコンプレッサー254Eをレビューしていきます。

254EはNEVEのクラシックなコンプレッサー2254をモデルとしたコンプレッサーです。

この254Eより後に出たLindellのNEVEをモデルとしたチャンネルストリッププラグイン80 Seriesが非常に好評を博しているので、その礎とも言えるかもしれないこのコンプは非常に楽しみです。

目次

ダイオードコンプ

最近のコンプのレビュー記事でコンプの動作タイプは4種類と書き続けていますが、実は5種類あるんです。

その最後のピースがこのダイオードブリッジタイプ。

どういう原理か説明すると結構めんどくさい感じなので省かせていただきますが、現行のコンプレッサーには基本搭載されることがない動作タイプです。

基本ヴィンテージのNEVEや現行で復刻みたいな感じのNEVEに付いているような感じです。

(一応他社からも出ていなくはないですが大体はヴィンテージを再現みたいな感じです。)

音の特徴としては動作の都合上コンプの潰す量に関わらず一度音を小さくしなければならないので、どちらにせよアウトプットのアンプで音を大きくしなければならない関係上かなり歪むということですね。

またモデルとなったNEVEの2254はダイオードブリッジタイプの最初のコンプということです。

ちなみに各社がプラグインとして出しているのはこの2254の後に出た33609というコンプレッサーになります。

良いところ

Vcomの方が派手だけど、254Eの方が綺麗

歪んで派手だけど破綻しない

やはりアウトプットゲインを持ち上げるとめっちゃ歪みます。

私自身2254の音を触るのは初めてで、33609系のプラグインしか触ったことがない状態でした。

33609のイメージでいくと、歪むは歪むけどかっこいい感じではなく粘り気があるような音がモッチリするような、そういうイメージを持っていました。

それがこの2254をモデルとした254E、すごいかっこいい感じに歪みます。

ドラムバスにかけると良い感じに派手に、マスターにかなり派手目にかけても音が全然破綻しません。

耳が痛くない

それなりに歪んで派手になるわりに、耳に刺さるような痛いサウンドにはなりにくいのが何よりも素晴らしいと感じます。

いわゆるNEVE系のシルキーな高音というやつだと思います。

キャラクターが濃いのでそれがより顕著に感じられました。

オーバーサンプリング付き

オーバーサンプリング機能が付いています。

下から2 4 8 16と4段階の中から選ぶことができます。

やはりオーバーサンプリング機能があったほうがマスタートラックで使いやすいですね。

Lindellのプラグインの多くに付いている機能なので当然このコンプにも付いているといった感じでしょうか。

まとめ

微妙なところは今の所ありません。

キャラクターが立っているコンプなのでそのキャラを活かして使おうという感じです。

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この記事を書いた人

ミックス・マスタリング・作曲・編曲やっています。
自分の持っているプラグインをすべてレビュー記事にアウトプットするのが当面の目標です。
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