Plugin Allianceチャンネルストリップの共通部分の使い方

Plugin Allianceで多くの評価を集めている共通機能について紹介します。

一時期からチャンネルストリップを中心としたいくつかのプラグインに大体似たような内容で以下の機能が搭載されています。

目次

チャンネルストリップ共通部分の使い方

TMT関連

TMTとは?

TMTは実際のアナログコンソール(もしくはアナログのコンプやEQなどのアウトボード機器の個体差)が持つ各チャンネル毎の微妙な違いを再現する機能です。(もしくはアナログのコンプやEQなどのアウトボード機器の個体差)

インサートした各プラグインに元のモデルのチャンネル分(SSLであれば72チャンネル分)数字を割り当てることができます。

TMTはアナログ系特有のサチュレーション効果だけでなく、チャンネルストリップ内のEQやコンプなど各エフェクトもかかり方が変わります。

これは実際のコンソールも同じようにチャンネル毎にエフェクトも個体差があり、それをそのまま再現しているからです。

ONE

このボタンを押すと他にインサートされている同プラグインで指定されていないチャンネルにランダムに割り当ててくれます。

ALL

このボタンを押すとプロジェクト内にインサートされている同プラグインの全てのチャンネルをランダムにシャッフルします。

THD関連

THDとは?

THDはその機器に入ることで起こるサチュレーション効果のことを表しています。

実際の機器のスペック表なんかでもどれくらいTHDが入るかというのが記載されていたりします。

THD

Plugin Allianceのデザイナーさんの唯一のミスなんじゃないかと思うのですが、このTHDの量を弄るノブが本当に小さいんですよね。

一応THDと記載もあるのですがにしても小さい。

初見でこれを見落とす人が本当に多いです。

私もしばらく見逃していました。

ここを弄ると簡単に言うとサチュレーションの量を弄れます。

その他

V GAIN

ここは実機で実際に混じっているノイズの量を調整することができます。

ただの紹介記事なのであまり突っ込んだことを言うのもどうかと思いますが、わざわざノイズを入れたいといわけでないのならノブを左に振り切ってオフにするのがおすすめです。

IN GAIN

コンソールへの入力量を弄ることができます。

一番右にある大きなフェーダーは出力量なので勘違いしないようにしましょう。

右のフェーダーはEQやコンプなどチャンネルストリップ内の全てのエフェクトがかかった状態での最後の音量調整の場所となります。

φ

これを押すと位相が逆相状態となります。

位相についての詳しい話はここでは無しで。(確実ググってみてね)

逆相にしようという意図がなければ弄る必要はありません。

MUTE

その名の通りミュート状態となります。

※Lindell AudioのチャンネルストリップではCUTと表示されています。

STEREO MODE

標準ではANALOGになっているかと思います。

これは実際のコンソールではステレオトラックはモノのチャンネル2つを使っていました。

それをそのまま再現するか、現在のDAWのようにステレオチャンネル1つとして使うかというのを選ぶことができます。

DIGITALにするとチャンネルの数字が連番だったのが両方同じ数字になっているかと思います。

これは元々モノであるチャンネルをステレオにしているということですね。現代的です。

※Lindell AudioのチャンネルストリップではデフォルトのANALOG仕様しか選べません。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

ミックス・マスタリング・作曲・編曲やっています。
自分の持っているプラグインをすべてレビュー記事にアウトプットするのが当面の目標です。
お問い合わせ欄からお仕事も募集しています。

目次
閉じる